「保育士として働く自分…。でも最近、自分には向いていないかもと感じることが増えた」

30代になり、そんな悩みを抱える保育士さんは少なくありません。

自分の価値観や環境と現場でのギャップに気づき、立ち止まる瞬間があるのは決して珍しいことではないのです。

この記事では、30代からのキャリアを考える保育士さんに向けて、「向いてない」と感じたときに考えるべき5つのステップを詳しく紹介します。

この記事でかること

  • 「向いてない」と感じる理由を整理する方法
  • 現実的にできる改善策とポイント
  • 保育士以外のキャリア選択

この記事を読むことで、今の状況を冷静に分析し、これからのキャリアを前向きに考えるヒントを得ることができます。

まさと

保育士歴16年。専門リーダーだった僕でも、実際に保育士から働き方を変えました。

今の職場だけがすべてではないことを全力でお伝えします!

目次 [ close ]
  1. 30代の保育士が「向いてない」と感じるのはなぜ?
    1. 園長や同僚との価値観が合わない
    2. 子どもをうまく誘導できない
    3. 仕事の責任でストレスを感じる
    4. 体力の心配
    5. 自分のライフスタイルに合っていない
  2. 30代保育士が「向いてない」状況を変えるための改善策
    1. ストレスを軽減するワークライフバランスの見直し方
    2. 保育現場で役立つコミュニケーション術
    3. スキルアップや再学習で自信を取り戻す
  3. 30代で「向いてない」と思うのは遅くない!現状を分析する5ステップ
    1. ①向いてないと感じる原因や課題を明確にする
    2. ②自己分析から強みを見つける
    3. ③理想のキャリアプラン(目標)を設定する
    4. ④目標に向かっての行動計画を立てる
    5. ⑤保育士を続けるべきか?辞めるべきか?判断基準を知る
  4. 保育士を続けられないと感じた場合の選択肢
    1. 保育士スキルを活かせる職種に転職する
    2. 未経験の異業種へ転職する
    3. 思い切ってフリーランスに挑戦する保育士も増加中
  5. 30代で保育士に向いてないと感じたらWebライターで働き方を変えていこう
  6. 30代保育士が向いてないと感じるときによくある質問
    1. 30代保育士でも未経験転職は可能ですか?
    2. 子どもと信頼関係を築けていない場合、どう改善すればよい?
    3. 保育士に向いていない性格とはどんなものか?
  7. まとめ

30代の保育士が「向いてない」と感じるのはなぜ?

保育士として働く中で「向いてない」と感じる瞬間は、誰にでも訪れる可能性があります。特に30代になると、これまでの経験や自分の価値観とのズレを強く意識することがあるのです。

「自分は保育士に向いてない」と感じてしまう主な背景は以下の5つが挙げられます。

【向いてないと感じる背景】

  • 延長や同僚と価値観が合わない
  • 子どもをうまく誘導できない
  • 仕事の責任でストレスを感じる
  • 体力の心配
  • 自分のライフスタイルに合っていない

どれか一つが原因という訳ではなく、年齢や労働環境、ライフステージの変化など、さまざまな要素が重なって保育士に向いてないと感じてしまうことが多いのです。

園長や同僚との価値観が合わない

園長や同僚との価値観が合わないと、日々の仕事が苦しく感じられることがあります。保育士としての方針や考え方が職場の人と噛み合わないと、気持ちよく仕事ができません

例えば、自分が子どもたちの自主性を重視して保育に取り組んでいても、園長が「もっとしっかりとさせなさい」などと求めてくる場合、方針の違いにストレスを感じることがあります。同僚との意見が分かれた場合も、チームとしてのまとまりを作るのに苦労する場面が多いです。

価値観の違いを埋めることは相当な努力が必要です。そもそもの保育の方向性が異なる場合、折り合いをつけることには限界もあるでしょう。

まさと

園長や同僚と、自分の保育観のズレが続くと、仕事への意欲が薄れます。

さらに相談しづらくなり、職場に居場所がないと感じてしまうことが原因です。

人間関係から作られる職場の空気感はネガティブな思考に流されてしまいます。

「自分は保育士に向いてないのでは?」と感じることでしょう。

もし、今の職場で価値観が合わないと感じる人は、次の記事を参考にしてみてください。

子どもをうまく誘導できない

子どもをうまく誘導できないと感じる30代の保育士は少なくありません。なぜなら、子どもたちの行動や反応は予測が難しく、一筋縄ではいかない場面が多いからです。その中で思うように動いてもらえないと無力感や焦りを覚え「保育士に向いてない」と感じてしまいます

まさと

子どもを導けない悩みは、特に経験を積んでいる年齢だからこその悩みといえます。

仕事に対して責任感が増している分、「うまく子どもを導けない=自分が不適切なのでは」と感じてしまうことも少なくありません。

ですが、向いてないと感じる必要はないですよ。以下の例をみてみてください。

【片付けてくれない子どもはどう対応する?】

例えば、「遊びの時間を終わりにして片付けを始めよう」と声をかけても、遊びに夢中な子どもたちは動かないことがあります。

他の保育士が少し怒ったような声で子どもを急かせると、しぶしぶ片付ける場面もあるでしょう。これに対して、「自分だけができていないのでは」と感じる保育士もいるかもしれません。

しかし、子どもにとって「信頼関係で結ばれている」ことは、言うことを聞いてくれるのと同じだと勘違いしないでください。

他の保育士はただ圧力をかけただけです。

あなたは、強い口調でなく、どうすれば子どもが楽しく、自主的に片づけをできるかを悩んで工夫しています。

これは、ただ叱るだけの保育士にはできませんし、あなたの立派な強みです。

子どもを思い通りに動かそうとせずに、子どもの気持ちを受け止めることが保育士の仕事です。

うまく誘導しようとする必要はありません。

もし、どうしても誘導しないといけない保育園の場合は、他の保育士に任せることを覚えたり、環境を見直してみたりすると、子どもの様子に変化が生まれます。

まさと

また、人数が少ない企業主導型の保育園に転職することもおすすめです。

小規模保育なので、子どもの人数が園全体で20人~40人ほどと少なく、一人ひとりのペースに合わせられます。

おすすめの転職エージェントは以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。

仕事の責任でストレスを感じる

30代の保育士が「仕事の責任」でストレスを感じるのは、よくある悩みの一つです。責任感が重い年代だからこそ、「あってはならない」と受け止めてしまうことがあります。

保育士の仕事は、ただ子どもたちと遊ぶだけではありません。一人ひとりの安全を守り、成長をサポートするという責任があります。命を預かる仕事だけに、プレッシャーを感じる場面が多いです。

また、保護者との連携や、子どもの成長に関する報告なども欠かせません。このような業務の中で、「失敗できない」という意識が負担になりがちです。

まさと

ストレス耐性が低い場合は、ミスをしてしまうことで「保育士に向いてない」と感じてしまいます。

例えば、ケガをした子どもの対応やその後の保護者への説明がうまくいかないと、「自分に非があったのでは」と悩んでしまうこともあります。

「みんながミスしていないのだから、自分だけが足手まといなんだ……」そう感じる必要はどこにもありません。保育士の仕事はチームでおこなうものです。

自分の得意なことで保育園の役に立っていることを覚えておきましょう。全力で子どもたちと遊ぶ姿は40代や50代の先生たちは、すごく助かっていると思いますよ。

体力の心配

30代後半になると、保育士として働く中で体力面に関する悩みを感じやすくなります。若い頃のように長く走り続けたり、重い荷物を持つことが次第に負担に感じる人も多いです。

原因は年齢とともに体力が低下していくためです。特に保育士の仕事は、子どもと一緒に体を使った遊びをしたり、頻繁に抱っこをしたりと、想像以上に体力が求められる場面が多くあります。

これが積み重なると疲労感や腰痛につながりやすいのです。

例えば、「先生、おにごっこしよう」と子どもから誘われても、腰痛や体力の低下から「ごめんね。先生、今はちょっとできないかな」とやんわり断ってしまうケースもあります。

また、朝早くから夜遅くまでのフルタイム勤務が、翌日の疲労に影響することも少なくありません。

とはいえ、体力的な課題は工夫や鍛え方でカバーできる部分があります。

主に以下のような工夫をしてみてください。

  • 毎日の軽いストレッチ
  • 日常生活で歩くことを意識する
  • スマホを控えて早めに睡眠をとる

体力的な負担は、確かに30代後半の保育士には避けられない壁のひとつです。ただ、その壁は工夫次第で乗り越えられるものでもあります。

「もう保育士は無理かな」と考えないためには、無理をしない範囲で自分に合った体力づくりをしてみましょう。

まさと

もし、体力の限界や腰痛の痛みから、子どもたちとの関わりがつらいと感じるなら、以前の僕のように週3日パート勤務の副業Webライターがおすすめです。

精神的なストレスもやわらぎ、子どもたちと一緒にいることもできますよ。

自分のライフスタイルに合っていない

保育園での働き方が自分のライフスタイルに合っていないと、「保育士の仕事はもう無理」と感じてしまいます。

ライフスタイルに合わないと感じる原因は、自分のライフステージが変化していくからです。

例えば、次のような変化が挙げられます。

【ライフステージの変化】

  • 子どもが生まれて、夜泣きの対応がつらい
  • 保育園に通い始めたが、発熱でよく呼ばれる
  • 結婚して、家事が2倍以上になってしまった
  • 引っ越して、職場の距離が遠くなった
  • 推し活でお金がもっと欲しい
  • 家庭の時間を大切にしたくて、土曜出勤のモチベーションが上がらない

家事や育児など家庭のことや趣味の変化などがあると、仕事とのバランスを取るのが難しいかもしれません。その結果、自分に余裕がなくなり、不満を感じることもあるでしょう。

まさと

一番の原因は「自分の時間がなくなること」です。

ジブン時間が取れない状況が続くと、心のエネルギーが削られていきます。

「家庭内の助けを借りればいい」との意見もあるかもしれません。けれども、家族の状況によってはそれが簡単ではない場合もあります。職場からも家庭からも期待される状況に、プレッシャーを感じやすいのが現実です。

家庭と仕事のバランスが難しいと感じたら、自分だけで抱え込まないことが大切です。次に解説する状況を変える改善策を参考にしてみましょう。

30代保育士が「向いてない」状況を変えるための改善策

保育士として「向いてない」と感じたときには、その状況を変えるための具体的な改善策を考えることが重要です。

ここでは、保育士に向いてないと感じた状況を改善する方法を紹介します。

ストレスを軽減するワークライフバランスの見直し方

ストレスを軽減するためには、ワークライフバランスの見直しが重要です。働き方や生活リズムを整えることで、心身の負担を減らせます

保育士の仕事は体力的にも精神的にも厳しい場面が多いですよね。そのため、仕事のペースや休息の取り方を工夫することが求められます。

例えば、日々のスケジュールを細かく見直し、無理のない計画を立ててください。残業を減らすために事務作業の効率化を図るのも効果的です。また、休みの日は子どもや保護者から離れ、自分だけの時間を意識的に確保することも大切と言えます。

まさと

もっとも簡単な方法は、働き方を変えることです。

前述しましたが、自分の時間がないことが、ストレスを生み出す原因です。

まずは週3のパートに働き方を切り替えて、心のゆとりがある生活にしてみましょう。

ワークライフバランスを整えれば、心のゆとりが生まれます。仕事でのパフォーマンスも自然と向上するでしょう。自分を大切にし、充実した日々を過ごせるよう心掛けてみてください。

保育現場で役立つコミュニケーション術

保育現場で働くうえで、円滑なコミュニケーションは欠かせません。同僚や保護者、子どもたちと信頼関係を築くことが、仕事の効率や満足度を高めます

例えば、同僚と業務分担をスムーズに行う際には、前もって「ここが気になっている」「このやり方を試してみたい」と意見を共有することが役立つでしょう。

また、保護者への伝達では、「一日の様子」や「気になる行動」に具体例を交えて丁寧に話すことで安心感を与えられます。

まさと

「話し下手だから」と諦める必要はありませよ。小さな工夫から始めることで、自然と自信がついてきます。

例えば、相手の話をじっくり聞く、メモを取る癖をつけるなど、基本的な姿勢を意識するだけでも効果ありです。

コミュニケーションを意識することで、職場の雰囲気が良くなり、自分自身も働きやすくなることを感じられます。小さな努力を積み重ね、スキルを磨いてみてください。

スキルアップや再学習で自信を取り戻す

スキルアップや再学習は、30代で自信を取り戻すために重要です。特に保育士として「向いていない」と感じる瞬間がある場合、自己成長が新たな視点を与えてくれます

その理由は、学ぶことで知識や技術が広がり、モチベーションが上がり、負担も軽減されるからです。また、自分自身のスキル習得にもつながるため、今後のキャリアアップにも役立ちます。

例えば、保育士向けの専門講座を受けることで、子どもの発達心理や遊びのプログラムをより深く理解できるようになります。

まさと

今は無料で有識者の話を自宅で聞くことも可能です。

「ほいくis」の会員登録でオンライン講座が受けられますよ。

「新しいことを学ぶ時間はない」という声もありますが、小さな一歩から始めることが重要です。週に1時間だけでも学ぶ時間を設けると、モチベーションも上がり成長を実感できます。

30代で「向いてない」と思うのは遅くない!現状を分析する5ステップ

30代になり、「保育士として向いていないのかもしれない」と感じたとき、多くの人が漠然とした不安を抱えます。

しかし、この時期だからこそ冷静に現状を見つめ、次の一歩を考える重要なタイミングとなります。焦らず、現状をしっかり分析し、行動に移すことで「保育士に向いてない」という考えから、次のステップへと駆け上がれるのです。

具体的なステップは以下の5つです。

現状把握の5ステップ

  • 向いてないと感じる原因と課題を明確にする
  • 自己分析から強みを見つける
  • 理想のライフプラン(目標)を設定する
  • 目標に向かっての行動計画を立てる
  • 保育士を続けるべきか?辞めるべきか?判断基準を知る

①向いてないと感じる原因や課題を明確にする

保育士に向いてないと感じたときはまず、向いてないと感じる原因や自分の課題を明確にしてください。

なぜなら、向いてない原因がわからないと改善策が見つけられず、自己嫌悪に陥りやすいからです。

例えば、子どもが自分の人格を否定するような言葉を使った場合、子どもが悪気はないにしても、感情が揺さぶられて、強く叱ってしまうことがあります。

「自分は短気だから保育士を続けられないのでは?」と感じてしまう保育士も多いです。しかし、子どもの悪気のない一言に腹を立てるだけで保育士が向いてないとはいえません。

「自分は保育士に向いてない」と感じた場合、以下の考え方をすることで、課題や原因が明確になります。

 自分の要因 環境の要因 他人の要因
・ミスが多い
・準備をしていない
・わからないことを聞かない
・園の方針が合わない
・園庭が狭い
・研修制度がない
・自分に仕事を押し付ける
・グループを作って情報共有しづらい
・雰囲気を悪くして保育しづらい

まさと

保育園では、さまざまな要因が原因でストレスを抱えてしまうため、心のバランスを崩して自分を追い込んでしまいます。

上記の3つの要因から課題やストレスの原因を見つけ出しましょう。課題やストレス原因が明確になると、改善策が見えてきます。

そのため、保育士に向いてないと感じてしまう課題や原因の言語化を始めにおこなってください。

②自己分析から強みを見つける

保育士に向いてないと感じる原因や課題がわかったら、次に自己分析をして自分の強みを見つけてください。なぜなら、自分の強みを見つけることで、保育士として自信をもって保育ができるからです。

例えば、自己分析から強く叱ってしまうのは、子ども社会性を育てて、小学校で嫌われてしまわないようにと考えているケースもあります。

善悪をしっかりと伝えることは、子どもたちが将来を思う気持ちの現れだった場合、その強みを絵本で伝えたり不審者対策などで活かせたりも可能です。

まさと

このように自己分析をおこなうことで、自分を見つめ直し、あなたの強みを見つけ出すことができます。

とはいえ、一人で自己分析をしてしまうと強みとして感じていたことが、実は他人から見ると弱みとして映ることもあります。

考えるポイントを次に挙げておきました!

自分の強みとは、人からしたら「嫌だな」と感じることでも苦なくこなせることや、得意なことや自分が大切にしている価値観などのこと

他人からすれば、助かることやすごいと感じられることが強みとなるのです。決してやりたいことや、好きなことではありません。

今はAIが進化しています。ChatGPTやGeminiなどで、あなたが感じている好きと他人から喜んでもらえている強みを伝えて、整理すると自分の中での考えもまとまってきますよ。

③理想のキャリアプラン(目標)を設定する

自己分析から強みを見つけることができれば、そこから理想のライフプランを設定しましょう。

なぜなら、自分の強みを見つけることで、自分に合った職場環境や仕事内容が明確になるからです。

職場環境や仕事内容が明確になれば、強みを活かしながら、やりがいを感じて仕事をすることができます。また、やりがいを感じられると成果を出しやすく、周囲からの評価も上がるのです。

まさと

キャリアプランだけでなくライフプランも合わせて設定しておくと、出産や育児に合わせて働き方を柔軟に変更できるためおすすめです。

④目標に向かっての行動計画を立てる

キャリアプランのゴールである理想の将来像が決まったら、次は目標を達成するには、どんな行動をするといいのか行動計画を立ててください

なぜなら、行動計画を立てることで自分の理想に向かって迷うことなく行動できるからです。

まさと

行動計画は短期計画と長期計画がありますが、まずは3ヶ月後、6ヶ月後などの短期計画を立てるとモチベーションも上がります。

例えば、以下のようにキャリアプランを練ってみましょう。

【目標】

  • 1年後までに働き方を変える
  • 自分の時間をつくってリラックスして働ける
 1年後フリーランスとして専業でライターとして活動する

週3日パートに働き方を変更
・継続案件の獲得
・自分のリフレッシュ時間を取りつつ、安定収入ゲット!
 6ヶ月後企業に提案をして仕事を獲得する・ポートフォリオを充実させる
・企業の売上に貢献できるとわかる提案文を作成
 3ヶ月後ブログで記事を発信しつつ、副業でWebライターを開始。実績をつくる・ブログ立ち上げ
・クラウドソーシングに登録
・必要に応じてスクールに通う
 現在しっかりと働いてお金を貯めておく・Webライターになるための情報を集める

このように将来なりたい理想像を明確にすると、逆算することで行動の方針が定まります。

行動方針を計画に落とし込むことで、迷うことなく働けます。

⑤保育士を続けるべきか?辞めるべきか?判断基準を知る

行動方針が定まると、保育士を続けるか辞めるべきかの判断ができます。

なぜなら、理想の将来像や行動方針が定まることで、転職やキャリアアップのタイミングが明確になるからです。

例えば、先ほどの逆算した行動方針について考えると、Webライターの副業で依頼を受けただけの段階であれば、まだ辞めるタイミングではありません。

しっかりと収入源を確保して、次のステップまでに力をためる感じです!

まさと

僕はパートで1年間、保育士しながらフリーランスの準備をしていました。

しかし、自分が転職すべきかどうか判断が難しい状況の場合もあります。

例を挙げると、人間関係に関することで悩んでいる場合です。

ハラスメントの場合は、あなた自身に深い傷を負わせてしまうため、すぐにやめるべき案件です。

「苦手な保育士がいるから保育園に行きたくない」「園の方針と合わない」などの転職に迷う状況もあるでしょう。

その場合は、自分の働いている園と希望する転職先のメリットとデメリットを洗い出して検討してみてください。

  今の保育園 希望の転職先
 メリット・家から近い
・子どもたちから好かれている
・残業が少ない
・給料が上がる
・福利厚生がしっかりしている
・有給100%消化できる
 デメリット・給料が低い
・保育士が足りないので休みづらい
・保育園との方針が合わない
・覚える仕事が多い
・人間関係を一から築かないといけない
・職場まで遠い
・持ち帰りの仕事があるかもしれない

このように比較検討をすることで冷静に状況を分析できます。

分析結果をもとに、転職すべきか頑張るのか判断することがおすすめです。自分のライフスタイルや将来なりたい理想像と比べてみると、判断しやすいですよ。

保育士を続けられないと感じた場合の選択肢

保育士としての仕事に限界を感じたり、続けることが難しいと考える場合もあります。しかし、それは決してキャリアの終わりを意味するものではありません。

これまでの経験を活かせる新たな可能性や選択肢について知ることは、次のステージへ進むための重要な一歩となります。

ここでは、保育士を続けられないと感じた際に考えられる具体的な選択肢について紹介します。

保育士スキルを活かせる職種に転職する

どうしても保育士を続けられないと感じたとき、保育士スキルを活かせる職種に転職することは有効な手段です。

なぜなら、保育士が続けられないと感じる理由は、職場環境に原因がある可能性が高いからです。

環境が変われば、保育士を続けられます。以下は僕の体験談です。

【まさとの体験談】

園長の発言が強く、大雪が降ってもどうにかして出勤しないといけない保育園でした。

先輩保育士が朝早くから勤務時間に出勤し、夜遅くまで残業をするため、自分も時間外労働を強制させられる雰囲気がある保育園だったのです。

プライベートのことで落ち込んでいたときでも、仕事を遅くまでしないといけないため、精神的につらく、ミスも増えました。

ミスが原因でやや孤立状態になり、本気で保育士をやめようと決意したのを覚えています

しかし、別の保育園から「いっしょにやってほしい」とお誘いがあったので、再起を図りました。結果、その保育園で9年以上、保育士を続けられたんです。

その保育園では自分のやってみたいことを応援してくれるため、裁量権が多くありました

僕は保育士としての自信を取り戻したり、専門リーダーとして活躍できたりと、貴重な経験をさせてもらったと感じています。

保育士は職場環境によって、自信を取り戻し仕事も続けられたという事例です。

30代の保育士は多くのスキルを持っています。そのため保育士スキルを活かせる職場で働くことは、自分を取り戻すきっかけとなり得るのです。

以下、保育士スキルが活かせる転職先です。参考にしてみてください。

 保育士スキルが活かせる転職先 保育環境
幼稚園裁量権があり、自分の力でクラス運営ができる
小規模保育園落ち着いた環境の中で、じっくりと子どもに関われる
雇われ園長保育士からステップアップし、みんなの意見を取り入れながら園の運営が可能
遊園地スタッフなどの子どもに関わるサービス職保育士の制作スキルや包容力、対応力が活かせる

上記のように保育士スキルを活かせる転職先は沢山あります。

自分のスキルや価値観が、どの職種で活かせるのかを一度考えてみるのも良いですね。

未経験の異業種へ転職する

どうしても保育士が続けられない場合、未経験の異業種へ転職することも方法の一つです。なぜなら、保育士の経験は異業種でも力を発揮できることが多いからです。

保育士は以下のスキルを持っていることが多いため、企業にとっては欲しい人材になり得ます。

【保育士が異業種でも活躍できる強み】

  • コミュニケーションスキルや対応力
  • 年間計画で培った計画力
  • 制作や活動で培った環境構成スキルや企画力
  • 子どもの対応をしながらも、他の作業もできるマルチタスク能力
  • お便りや書類作成で培った文章力

他にも挙げたらキリがないほど、多くの業務をこなしているのが実は保育士という仕事なのです。

しかし、一般企業への転職は年齢とともに難しくなる傾向があります。なぜなら企業は成果主義のため、結果を出さなければならないからです。

まさと

保育士は結果よりも過程を大切にし、「この経験を成長の糧にして欲しい」と考えて働いています。

考え方が真逆のため、成果を出すことにこだわることを好まない傾向もあるといえます。

そのため、仕事の成果を出しづらいので面接時にアピールしにくいということや、30代となると育成やマネジメントも任される立場となるため、企業はマネジメントができる人材を求めているのが現状です。

そうした理由で30代の保育士は一般企業へ転職しづらいと考えられています。

ですが、未経験でも採用されやすい職種があるのも事実です。以下、保育士なら未経験でも採用されやすい4つの職種を紹介します。

 未経験でも転職可能の職種 転職が可能な理由
無形の営業職コミュニケーションスキルがあり、人の気持ちを受け入れることで、気持ちに寄り添う提案ができる
サービス職周りをよく観察し気配りができるため、人から信頼されやすい
事務職マルチタスクがこなせるので、計画を立てて実行できる
パソコン操作ができれば可能
人材会社保育士向けの転職エージェントなどは、元保育士という肩書が強みとなる

まさと

僕はサービス業に転職した経験があります。

保育士で培った対応力とマルチタスク能力が活きて、接客がすてきなスタッフとして3回連続表彰されました!

年齢で未経験の転職が難しくなることは確かですが、保育士経験の需要は急上昇しています。未経験からの転職で新しい可能性を感じられることもあるかもしれませんね。

思い切ってフリーランスに挑戦する保育士も増加中

思い切ってフリーランスに挑戦する保育士が増えています。保育士という仕事で培ったスキルは、自由な働き方に転用できる可能性があります。30代で自分らしいキャリアを模索する中で、フリーランスという選択肢に注目が集まるのも自然な流れです。

保育士がフリーランスとして活動する場合、特に注目されるのが「保育関連分野の専門性」です。以下、フリーランス保育士の働き方の例です。

  • 記事作成の代行(Webライター)
  • イベント託児のサポートや運営(託児スタッフ)
  • オンラインの相談サービス(育児相談)
  • 子どもの発達や教育に関する情報の発信(note販売)
  • 教材制作の販売(クリエイター)
  • kindle出版
  • SNS運用代行
  • オンラインでの子どもの教育(コーチング)
  • ベビーシッター

フリーランスで働く挑戦には、不安がつきものです。しかし、準備を万全にしてから挑むことで、リスクを軽減することが可能です。

また、なんとなく「こうなったらいいな」という目標を立てるのではなく、「絶対に達成するべき目標」を立てたほうが成功率は格段に上がります。

「フリーランスで不安定になったらどうしよう」と感じる人にとって、収入面や集客が心配になるかもしれません。ですが、保育士として信頼される実績やスキルがあれば、ビジネスは始められます。

失敗はするという前提で物事を考えられるのも重要な準備です。

まさと

僕は現在、専業のWebライターですが、他にもシッターやオンラインで子どもたちに運動を教えたり、店舗マーケティングをしたりと色んなことに挑戦中です。

失敗したら次の道に進むなど覚悟を決めて進んでいたら、いつの間にか、さまざまな事業に手を出していました

フリーランスに挑戦することで、保育士としての経験を活かしつつ、新しいキャリアに踏み出せます。これまでの枠組みに縛られず、自分らしい働き方を模索してみるのも良いでしょう。

30代で保育士に向いてないと感じたらWebライターで働き方を変えていこう

30代で保育士として働く中で「自分には向いていないかもしれない」「今後が不安だけど何から動いていいのかわからない」と感じることは、決して珍しいことではありません。

このような気持ちが芽生えたとき、焦るよりもまずは現状を冷静に見つめ直すことが大切です。冷静になるからこそ、課題を見つけ、自分の強みを再確認し、今後どうしていくのかという判断軸が明確になります。

「異業種への転職」「一度辞めてリセットする」どちらも素晴らしい選択肢です。

ですが、保育園で働き続けてきた30代保育士は、専門性を活かして第三の選択肢も考えるべきだと思います。

それが、ずっとおすすめしている「保育士として週3日働き、副業でWebライターをする」という選択肢です。

まさと

実は心の安定だけでなく、さまざまなメリットがあります。

確認していきましょう!

【週3日のパートでWebライターをする10のメリット】

  • 自分の時間が週2日とれてリフレッシュできる
  • パートなので書類作成をしなくて良い
  • 保育の活動内容を考えなくても良い
  • 主担任ではないので、じっくりと子どもと向き合える
  • 全クラスに配属される可能性が高いため、保育士たちの手遊びや活動内容を学べる
  • 時間と心にゆとりがあるため、Webライターにも集中できる
  • ブログやnoteから副収入が入る可能性がある
  • 保育メディアだと現役保育士としてのブランド力で質の高い提案ができる
  • AIスキルやビジネススキルが身に着く
  • 健康保険と厚生年金にも加入できる(※2026年10月以降から)

上記のように働き方を変えていくことで、大好きな子どもたちと離れることなく、保育とWebライターを同時に学べます。

収入も手取り月20万円は狙えます。保育士の収入は必ず入るので安心して副業のWebライターに挑戦してみましょう。

30代保育士が向いてないと感じるときによくある質問

保育士として「向いてない」と感じることや、30代からのキャリアに対して不安を抱く人は多いです。ここでは、保育士の道を進むべきか迷う中でよく寄せられる質問や疑問に答えていきます。

あなたの疑問を解消し、次のステップを踏み出すためのヒントをお届けします。どのような選択であっても、自分らしく輝ける未来を切り開くサポートを目指します。

30代保育士でも未経験転職は可能ですか?

繰り返しますが、30代の保育士でも未経験の転職は十分に可能です。

なぜなら、特に近年は転職市場が多様化しており、保育士で培ったコミュニケーション力や問題解決能力などは、多くの職種で活かすことができるからです。

また、保育士としての経験は、教育業界だけでなく接客業や事務職においても非常に高く評価されるスキルです。

まさと

「未経験だから自信がない」という不安を抱く人も多いかもしれません。

しかし、30代は経験を積み重ね、自分の強みを知ったうえで次のステップに進める年代です。採用側もポテンシャルや仕事への姿勢を重視するケースが増えています。

子どもと信頼関係を築けていない場合、どう改善すればよい?

子どもと信頼関係を築くためには、日々の積み重ねが大切です。まずは子どもの気持ちに寄り添い、話をよく聞くことを意識しましょう。

まさと

共感的な態度を示すことで、子どもは安心感を得られます。

一方的に指示するのではなく、会話の中で子ども自身の意見や感情を引き出しましょう。

ルールや約束も子どもと一緒に考えると効果的です。これにより、子どもたちの理解が深まり、信頼感につながりやすくなります。

たとえ初めて話す子どもであっても、名前を呼んであげるだけで距離が一気に縮まる場合があります。このような些細な行動が信頼関係を築きます。

保育士に向いていない性格とはどんなものか?

保育士として働く中で、「向いていないかもしれない」と感じる性格があるのも事実です。しかし、それが絶対的な「不適合」を意味するわけではありません

以下は保育士に向いてないとされる性格です。

  • 人と関わることが苦手
  • 短気で感情に揺さぶられることが多い
  • 計画性がない
  • マルチタスクが苦手
  • 危機管理がない

まさと

上記の性格は必ずしも保育士に向いていないと結びつくわけではありません。

性格はあくまで傾向の一つであり、改善や工夫次第で克服できることがほとんどです。

最終的には、自分の性格を冷静に分析することが大切です。その上で、改善の努力やサポートを得ることで、「向いていない」と感じる部分を少しずつ変えていきましょう。

まとめ

本記事では、30代で保育士に向いてないと感じたときの対処法と選択肢について解説しました。

主なポイントは以下の3つです。

  • 保育士に向いていないと感じる理由と向き合う方法
  • キャリアを続けるための改善策やスキルアップ方法
  • 新しい道を切り拓くための選択肢と具体的ステップ

迷いや不安を感じるのは誰しも同じです。大切なのは、自分の気持ちに正直になり、キャリアプランをじっくり考えることです。

まさと

もし、自分のキャリアの方向性がわからずに不安だと感じる人は、働き方を変えて、見つめ直す時間をつくりましょう!

パート勤務として働き、心に余裕が生まれたら、次の段階を目指せばいいだけです。

30代だからといって焦ることはありません。自分の人生は自分で納得した道を歩んでいってください。